| 原子力なんでもQ&Aは、エネルギーレビュー誌に毎号 掲載されているコラムです。 その時々の、原子力エネルギーに関する様々な話題に、 東大の岡本教授が切り込みます。 掲載されてから1年以上経過したコラムについては、 出典を明記したうえで、Webへの掲載を行う事とします。 興味を持たれた方は、ぜひエネルギーレビューを 購読いただき、参照いただけると幸いです。 |
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原子力規制委員長の田中氏は、新規制基準の審査に合格した原子力発電所について、「安全」というキーワードを避けています。「基準への適合は審査したが安全だとは私は言わない。これがゴールではなく、ますます努力する必要がある」「安全というとゼロリスクと誤解される。できるだけリスクを下げるための審査をしたということだ」「新しい安全要求というか、規制基準に適合しているということを認めたということです。」これはどういう意味なのでしょう。
我々は、車を運転し、飛行機に乗ります。同じことを飛行機について考えるととても不思議な気がしますね。では安全とは何なのでしょうか? 続く... |
| 今年1月に、国際原子力機関(IAEA)が日本の原子力規制について、評価を行いました。その結果、ほぼ赤点のひどい評価を受けました。社交辞令としての、それなりに頑張っているという良い部分だけを取出して新聞などでも伝えられているので、国民の皆様は知らないかもしれません。原子力安全を専門に研究している研究者の中には、あまりのひどい評価に、自分のことのように憤慨されている方も多くいらっしゃいました。原子力規制委員長は、原子力安全の専門家ではないので、社交辞令だけを聞いて満足していたようですが、委員の一部の方は、さすがにまずいと認識されたようで、3月から大幅な改善を進めようとしています。 続く... |
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新潟県柏崎市の市長さんが、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働にあたり、集中立地のリスクを低減するために、1号機から5号機のうち最低1基については、廃止措置を進めることを東京電力に要望したとのニュースがありました。いわゆる廃炉ビジネスに、柏崎市の企業が参入しやすくすることを目指しているとの説明もありました。
結論から申し上げますと、廃炉ビジネスは産業として成り立ちません。結果として、柏崎市はますます過疎化が激しくなるだけです。集中立地による事故のリスクは確かにゼロではありませんが、廃止措置を進めることによって、多くの地元企業が、ほぼ確実に倒産するので、まともに考えれば、どちらのほうが地元や日本国に効果があるのかは、火を見るよりも明らかです。 続く... |
| No. 1 | ストレステストって何 |
|---|---|
| No. 5 | 深層防護とは |
| No. 8 | 新しい規制委員会は |
| No. 9 | 安全文化とは |
| No.10 | 安全目標とは |
| No.11 | 継続的改善とは |
| No.13 | 規制基準とは何ですか |
| No.23 | 想定外を想定するとは |
| No.25 | 実質上排除できることとは |
| No.26 | 発電所のリスク評価とは |
| No.32 | 原子力安全研究とは |
| No.40 | 3年目の原子力規制の見直しとは |
| No.42 | 改善を阻害する規制とは |
| No.53 | 安全とは何でしょうか |
| No.20 | もんじゅはどうなっているの |
|---|---|
| No.43 | もんじゅはなぜ必要なのですか |
| No.45 | もんじゅを止めるとどうなるのですか |
| No.51 | もんじゅ廃炉の問題点は |
| No.55 | もんじゅ廃炉はJAEAでできるのでしょうか |
| No.59 | 常陽とはなんですか? |
| No.15 | 福島第一の汚染水が心配です |
|---|---|
| No.17 | 福島第一原発4号機から使用済燃料取り出しの危険性は |
| No.19 | 福島第一の状況は |
| No.27 | 公開された吉田調書とは |
| No.28 | 凍土壁の状況はどうですか |
| No.33 | 高濃度の雨水が漏れていたそうですね |
| No.34 | 福島第一の作業員の方々はどうされていますか |
| No.36 | 福島第一のリスクとは |
| No.56 | 福島第一2号機のロボット調査で何がわかったのですか |
| No.61 | 福島第一3号機のミニマンボウ調査とは |
| No.63 | 福島第一で冷却ポンプが止まると危ないの? |
| No.65 | 凍土壁は成功したのですか? |
| No.14 | 世界の原子力発電所はどうなっているの |
|---|---|
| No.21 | エネルギー基本計画で原子力の位置づけは |
| No.35 | アジアの原子力はどうなっていますか |
| No.39 | 原子燃料サイクルは必要なのですか |
| No.52 | 地球温暖化と原子力の関係は |
| No.57 | 原子力委員会とは何ですか |
| No.62 | エネルギーはなくならないの |
| No.64 | 安全性と経済性は対立するものなの |
| No.29 | 原子力発電所の廃止措置とは |
|---|---|
| No.30 | 廃止措置と低レベル廃棄物 |
| No.58 | 原子力施設廃止措置の肝とは |
| No.60 | 廃炉ビジネスとは |
| No. 1 | ストレステストって何 |
|---|---|
| No. 2 | なぜ、再稼働しても良いのでしょうか |
| No. 3 | シビアアクシデントとは |
| No. 6 | フィルタードベントとは |
| No.12 | 断層は危ないものですか |
| No.13 | 規制基準とは何ですか |
| No.22 | 原子力発電所事故対策とは |
| No.24 | アクシデントマネジメントとは |
| No.26 | 発電所のリスク評価とは |
| No.31 | 防災への備えは十分なのでしょうか |
| No.37 | 断層変位によるストレステスト |
| No.38 | 川内原子力発電所が再稼働しました |
| No.40 | 3年目の原子力規制の見直しとは |
| No.41 | 日本における保全とは |
| No.42 | 改善を阻害する規制とは |
| No.47 | 志賀原子力発電所はどうなるのでしょう |
| No.48 | 原子力発電所の検査が変わるそうですね |
| No.49 | より良い検査とはどのようなものですか |
| No.50 | 原子力発電所は地震で壊れないのですか |
| No.54 | FLEXとは何ですか |